SAVIE

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SAVIEってどういう意味?

サビ猫からの造語です。

代表の小池がこよなく愛するサビ猫と、英語のsavvy[実際的な判断力、知識、機転]、フランス語のamie[女友達]などを組み合わせた造語です。
お客様にデザインの専門家として、親しい友人のような親密さで、サビ猫のように愛され続ける会社になるようにという願いを込めて名付けました。

価格表にないモノも作れる?

可能性がございます。お気軽にご相談ください。

SAVIEにはお陰さまで様々なクリエイターさんとのパイプがございます。
例えば、動画・看板・ノベルティーグッズなど、案件ごとにチームを編成して対応することが可能です。
面白そうな案件はいつでも大歓迎です。

もうちょっと安くできない?

お気持ち分かります。

人件費、各種固定費、などなど、大事な費用項目がみなさまあるかと思います。
販促費は極力安く抑えたいですよね。
ですが、初期費用を極限まで安く抑えた結果、「やっぱり全然効果が出ないから作り直して!」と駆け込んでこられる新規のお客様があとを絶たないのもまた事実です。
大切なご予算、本当に必要なことに遣っていただきたいと心から思っております。
あなたのお仕事に今一番必要なものは何なのか?
逆に今はまだ必要のないものはないか?
一緒に答えを探していきましょう。

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サビ猫について知ってもらうためだけのページ

こんにちは!株式会社SAVIE代表の小池です。
この度は弊社のホームページにアクセスしてくださり、そして私の愛してやまないサビ猫にご興味をお寄せくださり、誠にありがとうございます。
私は現在3匹のサビ猫と暮らしております。
実は、株式会社SAVIEという会社名もサビ猫からつくった造語なのです。笑

ですが、「サビ猫」と聞いて、具体的なイメージが湧く方は少数派かと思います。
そして、我が家の猫は全員誇り高き野良出身なのですが、
保護猫として引き取り手に不人気な柄らしく、兄弟猫のなかでも最後まで残ってしまい、私と出会っていたりします・・・。

私の個人的な意見を申し上げます。
はっきり言って、サビ猫の魅力が埋もれてしまっているのは人類の損失です。
MOTTAINAI!

そこで、このページでは
サビ猫とはどんな猫なのか?
サビ猫の魅力とは?
これについて全力でお伝えしていきたいと思います。
※長くなります。お時間のあるときにご覧くださいませ※

さて、それではさっそくですがクイズです。

サビ猫、ど〜れだ?

お分かりでしょうか?
正解はこのページの最後で発表します。

さて、それでは正解発表の前に、猫の柄についてのお話をさせてください。

猫の毛色は遺伝子により決定される

羊のドリー

ご記憶の方も多いかと思います。
1996 年7月5日、世界で初めて哺乳類の体細胞クローンとして誕生した
メスのクローン羊・ドリー。
倫理観の論争などで話題になりましたよね。
残念ながら6 歳で病死してしまい、現在は国立スコットランド博物館で剥製として展示されています。
そして実は、彼女にはクローン姉妹がたくさんいます。

それがこちらの写真です。
羊さんですからね、クローン以前にみんなそっくりですよね。

クローンキャットCC

あまり報道はされていないようですが、
ドリー以降にも牛や馬などの大型哺乳類でクローン技術が用いられています。
そして2001 年12月22日、世界初の家庭用ペットのクローンとしてCC という猫が誕生しました。

こちらの猫ちゃんがCCです。
(CC とはカーボンコピー、コピーキャット、クローンキャットなどの略だそうです。)

さて、もちろんクローンですので、体細胞を提供したオリジナルがいますよね。
どんな猫だと思いますか?
ドリーのようにそっくり同じ柄の猫のはずですよね、だって遺伝子のコピーですし。

では、オリジナルであるレインボーという猫を見てみましょう。

あれっ、な、なんか違う子出てきちゃいましたね!

オリジナルであるレインボーは白・黒・茶色の毛色なのに対して、
CC には茶色の毛色がありません。
同じ遺伝子をコピーしたクローンなのに、どうして?
ってなりますよね。

エラーなどではありません。
実は、この毛色の違いは事前に予想されていたものらしいのです。

もう少し詳しく見ていきましょう。

猫は2 本一組の染色体を18 組持っています。
それ以外にメスならばXの性染色体を2本、
オスならばXとYの性染色体を1本ずつ持っています。
図にするとこうです。

このX染色体に毛色を茶色にする遺伝子ラージOがあります。
同じ場所にスモールoの遺伝子があることもあります。
スモールoは毛を黒くします。

メスは両親からX染色体を1本ずつもらいます。
両方ともラージOであれば毛の色は茶色になります。
一方、両方ともスモールoだと黒っぽくなります。
そしてラージOとスモールoがあると両方の色を受け継ぎます。

これが三毛猫の毛色が決まる仕組みです。
黑茶がX 染色体2 本ずつ18 組の遺伝子+XXorXY 染色体
X 染色体にラージO(茶色)かスモールo(黒)
メスは両親からX 染色体を1 本ずつもらいます。

CC には茶色がない

つまりラージO が働いていないということになります。
受精卵にラージとスモールがあっても、細胞分裂を繰り返す途中のある時期に
どちらか1 本の染色体が働きを止めます。
レインボーはラージO とスモールo が偶然残ったので三毛猫になりました。
茶色のラージO と黒のスモールo のうち、後者の細胞から核を取り出して作られたのがCC。
彼女たちの色が違うのはX 染色体が働かなくなるという現象のせいで、
どちらが出るか、つまり採取した細胞にどちらの遺伝子が含まれているのかは
生まれるまで分からないのです。

どうしてX 染色体が働かなくなるの?

1 本で充分だからです。
2 本とも残ったままですと細胞の成長を妨げてしまいます。
哺乳類では、X 染色体が 2 個あると、受精直後の細胞分裂の時に、
どちらか片方の遺伝子発現が抑えられます (これを不活性化といいます)。
不活性化は細胞ごとにランダムに起こるので、Oo の場合は、O の働く細胞と働かない細胞が、
それぞれ成長して、被毛に茶色以外の色が混じるのです。

つまり、レインボーから採取された体細胞が、
たまたまスモールo の染色体を持っていたということですね。
このように、X 染色体が持つラージO とスモールo が混在するのは、
X 染色体を2 本持つメスだけに限定されます。

南極猫「たけし」

そう、茶色と黒の毛色を持つ猫はメスだけなのです。
でも、たまに珍しい三毛猫のオスが発見されたという話題が耳に入ってきませんか?
実はごく稀にオスなのに茶色と黒の毛色をもつ猫が生まれます。
染色体異常なのですね。
X 遺伝子が一つ増えてしまったXXY(クラインフェルター症候群)と呼ばれ、
なんと1/30,000 の確率。
とんでもなく希少ですね。

あまりにも珍しいもので、古くから縁起担ぎのお守り扱いを受けてきたらしいです。
日本でも、昭和31年(1956) 第一次南極観測隊と一緒に宗谷に乗ったオスの三毛猫がいました。
出発の直前に航海の無事を祈って寄贈されたとのこと。
名前は「たけし」。永田武隊長と同じ名前をもらったのですね。笑
可愛がられたという記録が残っています。
よかったね、たけし^ ^

猫の毛色がたくさんある理由

他にもラージOとスモールo以外にも、猫の毛色を決定する染色体があります。
ラージWは全身白色に、スモールwは黒色に、ラージSは黒い斑点になる、などなど。
どうして猫って様々な毛色になるのでしょう?

自然界では、動物は身を守るためにカモフラージュの柄をもつのが普通です。
突然変異で違う色になってしまうと、そういう個体は生き残れず、子孫を残せない。
結果的に種族毎に決まった柄になっていきます。
でも、猫ははるか1万年くらい前から、人に飼われていたという記録が残っています。
人に守られるようになったので決まった柄でなくても良くなったのですね。
今ではおおよそ100 種と言われるほどに多種多様な種類と毛色になりました。

そしてですね、これは私が思うことなのですが、
他の家畜化された動物、例えば犬は、飼われる目的が明確でしたよね。
狩りでどのような獲物を狙うのか、家畜の放牧をどのようにまとめるのか、またはどのような環境でソリを引くのか、などなど。
それぞれの目的に適した能力のある個体が選別されて、交配を繰り返すことで様々な犬種が固められてきたので、種類毎に命令をききやすい性格も固定されてきました。
それに対して、猫ははじめから命令をきかせるために飼われ始めたわけではありません。
もちろん、品種改良の過程である程度似通った性格の種類も生まれてきましたが、
それは結果論で、「こうでなければならない」という明確なものはなかったのではないかと思うのです。
言うこときかないのは猫が悪いのではないと。
1万年という時の流れを今更巻き戻すことはできないので、
気まぐれを魅力と捉えて、諦めて人間側が猫の言うこときくしかないのですね。

話がそれました。
性格が固定される必要がないままに進化を続けた猫ですが、
それでも猫を飼っている人間には通じる、なんとなくこうだよね、という大まかな性格分布があります。
例えば、茶トラは食いしん坊が多い、白猫は優しい子が多い、などです。
だいたいは「そういえばそうだよね〜」といったざっくりとした感覚なのですが、
その中にあって、猫好きの方々が異口同音に言われるのが
「サビ猫は賢い!」というポイントです。

サビ猫の魅力

サビ猫って?

お待たせしました!
ではいよいよ、サビ猫についてまとめてみましょう。

茶色と黒ががっちゃがちゃに混ざった柄ですので、たぶん昔の人が
「なんでぇ、この猫は。鉄が錆びたみてぇな柄してやがるなァ」
みたいな事を言い出したのではないかと想像します。
(他にも雑巾猫などという失礼極まりない呼び方もあるようですが、
その人は雑巾で一体何を拭いたのでしょうね。)
その一方、英語名はトーティシェル(亀の甲羅)であるように、べっこう猫という呼び方もあります。
正確には茶色が多いか黒色が多いかで、それぞれ赤サビ・黒サビと呼ぶのだそうです。
こんな感じですね。

独特な柄ゆえに一般受けは残念ながらしない一方で、
一度飼ったら離れられない、中毒性のある魅力を持つ猫でもあり、
私のような根強いリピーターも少数ながらおります。

サビ猫は賢くて性格が良い子が多い
サビ猫を一度でも飼ったことのある人は必ず言います。
我が家の猫のエピソードを聞いてください。
まず、私は諸事情により過去6 年で4 回引越しをしています。
猫を多頭飼いしているとなかなか部屋を探すのが難しく、
やっと見つけても足元を見られて、敷金3 ヶ月分プラスしろなどと言われます。
でもね、大丈夫なのです。
これまでの部屋、4 回全て、退去時に全額返ってきているからです。
うちの猫は部屋を汚さないもので。
天才なもので。
致命的なイタズラなどほとんどせず、一度口頭で注意すれば次からはダメといえば諦めます。
さらに、新入りの子猫が来て、どんなに乱暴にされようともじっと我慢をして、
相手が成長するまで本気で攻撃しません。
非常に愛情深いです。
そして、極め付けは、私を毎朝起こしてくれます。
私が起きるまで、または目覚ましが鳴るまでお腹が空いても我慢してくれるのです。
一度飼った人間を虜にするサビ猫の素晴らしさの、ほんの一例です。

たまらん。

さて、どんどんいきましょう。

猫の枠を超える可能性

柄が複雑であればあるほど、毎日見つめ続けても常に新しい発見があるということでもあり、
底の見えない味わい深さだと言えます。
これまでに発見したことをまとめてみました。
是非味わってみてください。

たまにミミズクに見える件

たまにミミズクに見える件

もはやミミズク

もはやミミズク

口元が完全に一致

口元が完全に一致

本当は他にもいっぱいあるのですが、
著名人の方のお写真は掲載を差し控えました。
興味のある方は個別にお問い合わせください。

いかがでしょう。
猫の枠すら超える可能性を秘めたサビ猫の魅力が少しは伝わりましたでしょうか。

今回モデルとしてご協力いただきました我が家のサビ猫をご紹介します。

宮緒さん
小町
葉月

それでは最後に、もう一度クイズです。

サビ猫、ど〜れだ?

もうみなさんお分かりですね。
そうです、これがサビ猫です。

サビ猫

最後までおつきあいくださりありがとうございます。